今日ふと考えたこと。

わたしは基本的に楽しくなれる音楽、自分がのらずにいられないようなリズムのある音楽ばかり聴いてるんだけど、それって一種の逃げなんじゃないかって言う考えが浮かんだんですね。たとえば、わたしはミッシェルガンエレファントのジプシー・サンディーを聴くだけで、涙が出ちゃうんですよ。注意して聴かなくても涙が出てしまう・・・。彼らがどれだけすごい人たちかってのが如実にわかる現象です。昔は、ミッシェルばっか聴いてたんですが、ニコチンにはまってから、ミッシェルはあまり聴かなくなってしまったんですね。でもそれは、悲しいときも、いらいらするときも、楽しい気分でいさせてくれるからで、人間ってモンは、悲しみとか、葛藤とか、怒りとか、こう、楽しい以外の感情を持ってるもんじゃないですか。そういうのから目をそらしていたんじゃないかって言うか、向き合うことを避けてきたんじゃないかっていう気がしてきた。いろいろな感情を持てなくなったというより、持たないようになったような・・・気がする。PUNKの基本である「反抗」と、ニコチンの持つ「楽しさ」「孤独感」それから、「怒り」。これ以外の感情を持つことを、自分自身でなくしてきたように思えてきた。許容とか、忍耐とか、信念とか自分の中で見つけられない。
わたしの信念って何!?
昨日の練習で、先輩と話しをしていて、その先輩は、強い信念を持った人なんだと強く感じたんですね。すごくかっこいいと思った。その先輩は、いままでの人生において、何か障壁とぶつかったとき、それと正面から向き合い、たくさん考えて答えを探そうとしてきたんだなと思った。わたしの場合、時が解決してくれるとか、何とかなるだろうとか言って、楽しい音楽を聴いて忘れちゃおう!!なんてことになっちゃう。それは、いいのか?!そのときはいいかもしれないけど、どうなの?!って。。。これだけは譲らないっていう、何かってあるの?!・・・ないね。これだけだらしないんだから。譲れないものなんてもてなくなってしまってきた。だれかにいろいろ言われるのもやだし、ましてや討論なんてめんどくさい。自分を主張するのがイヤなんですね。否定されるのも腹立つし、それからいろいろ考えたくない。わたしは、誰かに何か言われたり、はむかわれても自信を持って主張できることはもってない。「ま、いいや」とか「人それぞれだし」みたいな。うーん。。。感情とか、本能のおもむくままに暮らしてきたけど、いい加減やめるときが来たんだろうか。